こんにちは!ぎょりぎょりです。
いきなりですが、令和2年6月頃に痔瘻になっていることが発覚しました。
正直かなりショックでした。まさか自分が痔になるなんて…。
しかも痔瘻…。
今回は、痔瘻が完治するまでの体験をお伝えします。
実は痔で悩んでいる方(特に女性)のお役に立てれば幸いです。
痔瘻の発覚
令和2年6月頃、お風呂で体を洗っている時おしりの穴付近に蚊に刺されたような膨らみがあることに気付きました。
2、3日経っても膨らみは無くならず、夫に相談することに。
なんかお尻に蚊に刺されたような膨らみがあるんだけど…
全然かゆくないし痛くないけど治まらないんだ。
別に大丈夫かな?
そんな症状は聞いたことないから病院いきなよ。
え、めんどk…
恥ずかしいけど近くの肛門科に行ってみるか…
早速、肛門科のあるクリニックへ診察にいきました。
カーテンで仕切られたベッドに横になり、くの字の体勢でスタンバイします。
先生が穴に器具を入れ検査した時に内側にピリッとした痛みが…
検査が終わると、最後に先生は座薬を穴の奥に挿入して診察は終了。
普段は痛みを感じていなかったですが、座薬を入れた時もピリッと痛みが走りました。
しばらくして、先生に呼ばれ診察室へ。
診断結果は…「痔瘻」
しかも手術以外の根治はありませんとのこと。
症状が軽いうちに手術をした方が良いとのことで、手術の予約をしてその日は帰宅しました。
痔瘻とは?
痔瘻とは、直腸と肛門周囲の皮膚をつなぐトンネルが出来る痔のこと。発病の原因として、ストレスやアルコールの摂取、便秘薬の常用などによる下痢が考えられる。
つまり、肛門腺が細菌感染することにより化膿し膿がたまる。最終的には溜まった膿が皮膚を突き破り別の場所から排出される状態になることです。
何それ怖すぎ!!
私の場合はストレスが原因かしら…
私の場合は、貫通してトンネルができる前の状態でした。
手術から完治までの生活
手術当日
令和2年6月26日に日帰りで手術を受け、無事に終了。
薬と傷口用のガーゼを大量にもらいタクシーで帰宅しました。
全身麻酔は頭がボーっとしてフラフラになるので、帰りは無理せずにタクシーかご家族に迎えにきてもらうのをオススメします。
手術では、まだ貫通していない患部を貫通させて膿を排出し、患部にゴムひもを通す「シートン法」で行われました。
手術当日は、麻酔がきいているからか特に痛みはありませんでした。
思ったのは意外と女性が多かったことです。知らないだけで、実は悩んでいる女性が多いのかも!
術後から2か月目まで
翌日からは、麻酔の効果もなくなったのか患部の痛みが発生。
傷口から膿や分泌液が出てくるので患部にガーゼをあてて、医療用テープで固定して出勤。
そして、患部を清潔に保つために、2時間に1回はトイレに行きガーゼの交換をしていました。
職場でも気にせず割り切ってトイレに行ってました。
体を第一に考えましょう!
その時にドーナツクッションの有難みを実感。痛みを和らげるのに重要です(笑)
病院には2週間に1回通院し、経過観察とゴムひもの締め直しをしていました。
ゴムひもを締めて輪をどんどん小さくして、輪が体から外れたら終了です。
3ヶ月目から完治まで
3ヶ月目からは痛みもほとんどなくなり、膿や分泌液も少なくなっていました。
この頃には、ドーナツクッションがなくても支障のない生活ができます(笑)
引き続き、病院には2週間に1回通院していました。
4ヶ月目に入る令和2年10月末頃、シャワーを浴びている時にゴムひもの輪を動かしていたら
ポロッ
と取れてびっくり!痛みも全然ありませんでした。
ゴムひもが取れたら病院に来るよう指示があったのですぐに診察に。
先生に患部を診察してもらい、異常がなかったため診察終了となりました。
4ヶ月長かった…
シートン法は完治までに3ヶ月から6ヶ月かかるそうです。
そのかわり患部の損傷は少ないです。
最後に
現在は、痔瘻の発症前と変わらない生活を送っています。
今回の件で、少しでも違和感があれば病院で診察を受けることの大切さを感じました。
皆様も体には十分お気をつけください。
※このブログの内容はあくまで個人の体験記録とその感想になります。
痔瘻の症状や治療法については、専門家の方の意見や文献等をご参照ください。
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